
建設コンサルタントの仕事内容
「建設コンサルタント」とは、建設業全般に関してクライアントを総合的にサポートする仕事です。
具体的な仕事内容としては、「ダム」「発電所」「道路」「橋」「港湾」「空港」など公共性の高い施設に対し、建築物の規模や構造を計算して企画を立案し、建設予定地における事前調査や事業計画の作成を中心にコンサルティングを行います。
<建設コンサルタントの種類>
国土交通省が認定している建設コンサルタントの登録部門は、下記の21部門です。
- 「河川、砂防及び海岸・海洋」
- 「港湾及び空港」
- 「電力土木」
- 「道路」
- 「鉄道」
- 「上水道及び工業用水道
- 「下水道」
- 「農業土木」
- 「森林土木」
- 「水産土木」
- 「廃棄物」
- 「造園」
- 「都市計画及び地方計画」
- 「地質」
- 「土質及び基礎」
- 「鋼構造及びコンクリート」
- 「トンネル」
- 「施工計画、施工設備及び積算」
- 「建設環境」
- 「機械」
- 「電気電子」
建設コンサルタントのやりがい
- 人々の暮らしを守っていることを実感できる!例えば、大雨による水害や、台風による風害などの災害から人々の暮らしを守るためにダムや発電所、防波堤といった重要な建設工事に関わることで、人々の安全な暮らしを支えていることを実感できます。
- 長期間かけて成し遂げた達成感を味わえる!大規模案件になればなるほど、企画立案に向けた事前調査から工事終了までに要する期間も長期的になり、それだけに予定通りの建築物が完成したときの達成感は非常に大きなものとなります。
求められる能力・資格
- 高度なコミュニケーション能力や専門知識!建設コンサルタントには、あらゆる場面において論理的に必要な情報を伝えるための高いコミュニケーション能力が求められます。また、土木関係についての専門知識は必須で、他業界のコンサルタントに比べ、より高度なスキルが求められます。
- 「技術士」と「RCCM」の資格取得!建設コンサルタントに必須の資格はありませんが、国家資格である「技術士」や、民間資格である「RCCM」などの資格取得は、業務上とても役立つと言われています。