CMプランナーの仕事内容
「CMプランナー」とは、テレビ番組の前後や途中に放送されるCM(コマーシャルメッセージ)の企画・制作をプランニングする仕事です。
チラシやポスターなどの媒体とは異なり、映像という媒体には、インパクトだけではなく一度に多くの人に見てもらうこができる高い宣伝効果があり、CMは広告という分野において最も即効性のある手法といえます。
[CMプランナーの仕事の流れ]
- アイディアの立案 クライアントからの要望をヒアリングし、イメージにふさわしい「アイディア」を練っていきます。
- 企画書の作成 出したアイディアを元に「企画書」を作成し、クライアントにおおまかな概要を説明していきます。
- 絵コンテの作成 企画が決定後は、「絵コンテ」を作成し、CMの細かな構想を練っていきます。
- スタッフの人選・スケジュールの調整 CMの構想が固まれば、「スタッフの人選」をし、撮影に向けた「スケジュールの調整」を行っていきます。※同時に出演者や撮影場所もここで決定します。
- CMの撮影 スタッフ、出演者、撮影場所が決定後は、いよいよ「CMの撮影」を行います。
- 映像の編集 CMに使うための映像を撮影後は、絵コンテに沿った「映像の編集」を行います。
- 修正・納品 編集後は、クライアントに出来上がったCMを確認してもらい、問題なければ納品を行います。
CMプランナーのやりがい
- 短時間の中で伝える面白さがある!CMは数十秒という限られた時間の中で、伝えたいことを表現する難しさがあります。しかし、その困難に立ち向かい試行錯誤することの面白さ、そして作り上げた時の感動や喜びは格別です。
- CMを目にした時の喜びを実感できる!自分が手掛けたCMが、テレビなどでオンエアされているのを目にした瞬間は、言葉では言い表せない、喜びや満足感があるでしょう。
求められる能力・資格
- ポイントをまとめる「発想力」や「構成力」!CMプランナーには、商品の訴求ポイントをクライアントから的確に聞き出し、その訴求ポイントを短い時間の中で、印象的に伝えるための「発想力」や「構成力」が求められます。
- 「CGクリエイター検定」等の映像関係の資格取得!CMプランナーに必ず求められる資格はありませんんが、映像関連資格として「マルチメディア検定」や「CGクリエイター検定」などを取得しておけば業務に役立つでしょう。