旅行業営業の仕事内容
旅行業営業の仕事は、大きく「カウンター業務」と「法人営業」に分類されます。
「カウンター業務」は、宿泊から交通、観光までを組み合わせたパッケージツアーなど、旅行業者が企画した旅行商材を仲介して販売します。また、旅行業の第1種～第3種のいずれかの事業を営んでいる旅行業者は、自社で企画した商材を販売することもあります。
そして、「法人営業」は、一般企業や官公庁、学校法人などを客先とし、クライアントの希望にマッチした出張や旅の手配を行ないます。
<旅行業法上の旅行業社の種類>
- 第1種旅行業者国土交通大臣登録の下、国内・海外のパッケージツアーおよび手配の取扱が可能。
- 第2種旅行業者都道府県知事登録の下、国内のみのパッケージツアーおよび手配の取扱が可能。
- 第3種旅行業者他社商品の受託販売、手配の取扱が可能。
- 旅行業者代理業先に挙げた旅行業の第1種～第3種のいずれかの旅行会社と委託契約を結び、その旅行会社の業務範囲に基づく商材を販売可能。このことを、一般的に「旅行代理店」ということが多い。
旅行業営業のやりがい
- お客様と共に旅行を作り上げていく面白さがある！お客様が理想とする旅行プランにより近づけるため、お客様と一緒に旅行プランを考えていくことは、様々な苦労があります。しかし、その結果、お客様に最高の旅行商材を提案できた時、この仕事の面白さや、やりがいを実感できます。
- 様々な知識や対応力が身に付く！お客様からの困難な要望などを自分自身で調べて解決していくことで、様々な知識が自分の中に蓄積されていき、柔軟な対応力が身に付きます。
求められる能力
- ホスピタリティの精神とヒアリングスキル！接客業であるため、何よりお客様のことを第一に考え思いやる心が必要とされます。またお客様が求めている要望をしっかりとくみ取る力は欠かせません。
- 日常会話レベルの英語力！旅行業の営業をする上で、英語力はあるに越したことはありません。英語で日常会話ができる人は、仕事の幅も広がります。
